2012/02/10

続・簡単なマッチムーブのテスト

前回のPFHoeによるマッチムーブのシーンに、Mocha for AEによる2Dトラッキングでポスターみたいなものが張られているかのようなシーンにしてみました。







ついでにミクさんも出てきていただいてますがこれはMMD向けに配布されていたモデルデータとモーションデータをMMDToolというプラグインを使用してCINEMA4Dにインポートしています。ダイナミクスに関わる部分の調整を行っていないので髪の毛が突き抜けたりしてますが・・・orz

Mocha for AEはAfterEffects CS4以降に付属のトラッキング用のアプリケーションです。PFHoeのような3Dトラッキングでは無く2Dに特化しているようで、面やシェイプのトラッキングがかなり高い精度でできます。
今回はデスクの脚の部分をトラックし、ミクさんのポスターを張り込んでみました。

Mochaからデータをコーナーピンとして読み込みました。奥行きデータは持っていないので当然2次元上での合成ですが、カメラの手ぶれなんかもうまいことマッチできました。
そのままだとポスターが浮いて見えるので


色合わせ/影付けを行い





被写界深度やノイズをなんとなく目測で合わせてそれっぽくしました。




Mocha for AEはこのような用途だけでなく、複雑なマスク切りなんかにも有効に使えそうです。マニュアルが英語版しかないので細かいところはまだ把握しきれてませんが2次元合成の用途ならばかなり使いやすいと思います。
それにしてもマッチムーブ、おもしろいですね。

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